中江利会子 プロフィール

はじめまして。
埼玉県川口市でテーブルコーディネート教室「Table Planning Chouette」を主宰しています、中江利会子(なかえりえこ)です。

2023年で、テーブルコーディネーター歴22年、フリーになって10年になります。

テーブルコーディネートと言うと、パーティーなど豪華で派手なイメージが一般的で、特別な時の特別なものと思っている方も多くいます。
もちろん、そういうコーディネートもありますが、私が教室で伝えているのは、派手さや豪華さを求めるコーディネートではなく日々の暮らしの中で楽しめる、自分を満たすためにするコーディネートです。

日常でできるコーディネートという言葉も良く聞くようになりましたが、「日常」の括りも人によって様々です。
まずは「自分の目の前の空間」を心地よく楽しめるものにする。
そのためのアイディアやコツをお伝えしています。

ストーリー

美しい洋食器に憧れて、

お料理もお菓子作りも洋裁も、何でもできる専業主婦の母。
おもてなしも好きだし、年配の方へ松花堂弁当を配るボランティアにも参加したり、美味しい物を作り提供することの楽しさを母を通して子供の頃から体感していました。

その母は、山口県の萩市の出身。その為、おうちには萩焼が沢山ありました。
でも、萩焼はシンプルな形で肌色で(現在は違うものも沢山ありますが)子供心に地味でつまらないと思っていました。(今では大好きですが)

また、両親とも茶道が趣味で家には茶道具もたくさんあったのですが、この和の器が子供心には全くときめかずに華やかな洋食器に憧れていました。

私が自分のお金で食器を変えるようになった頃は、ウエッジウッドやリチャードジノリなどの洋食器ブランドがとても流行っていて、母と二人で色んなシリーズのティーカップを1客ずつ集めていました。(今も実家にあります)そうして洋食器の世界を覗いているうちに、ブランドものの洋食器を使ったコーディネートを目にすることが増え、テーブルコーディネートの世界に興味を持つようになりました。

色んなテーブルコーディネートスクールのイベントや単発レッスンに参加しますます興味が深まる中、趣味のコースレッスンに参加した時に、テーブルコーディネートの色んな要素をちょっとずつ覗いたことで「もっと知りたい!」という気持ちが膨らみ、プロ養成スクールへ進むことに決めました。

4人中3位の成績だったけれど…

決めたら行動が早い私です。プロ養成スクールに申し込み、基礎コース、専門コースと進みました。
プロ養成なので、基礎コースの修了時は筆記試験、専門コースの修了時には筆記試験と卒業制作があります。筆記試験は勉強すればどうにかなりますが、卒業制作はまた別物。私のクラスは4名でCAから主婦になった人と、食に精通した専業主婦、歯科医院の奥様と独身の私。4人の中で私は、物を見て来た経験、食卓を作る経験など、圧倒的に経験値が低く、自分では考えて考えて準備して当日に挑んだものの結果は4人中3位(順位が出るのです)。

今見ると、ツッコミどころ満載なのですが、ここまで頑張ってきたのにこの程度かと自分にショックを受けました。(上位2人のテーブルが素晴らしく当時の自分では全く思いつかないし作ることもできないレベルでした)
でも、ここで辞めたら今までの学びが無駄になる!負けたままでいいのか、という負けん気が顔を出し、インストラクターコースへと進みました。

インストラクターコースは実践です。講義→宿題→製作の繰り返し。実践を繰り返し、色んな人のアイディアを見てまた繰り返す。これを続けている間に、いつのまにか、自分の作りたいものこうしたらこうなるという感じがわかる様になってきたのです。
センスは後からついてくる、これを実感した時でした。

インストラクターコースの卒業試験や卒業制作は一発合格で、無事にテーブルコーディネーターの資格を頂くことができました。

スタッフとしてテーブルコーディネートの仕事を経験していく

資格取得後は卒業したスクールのスタッフとなり、テーブルコーディネートの仕事とは?ということを仕事を通して、1から学んでいきました。
私がスタッフになった頃は、まだまだ企業のイベントをホテルで行うことも多く、ホテルの会場コーディネートや商品ディスプレイ、スクール運営やレッスン講師、イベントの企画や運営、雑誌の撮影など様々な仕事を経験しました。

個人でもカルチャースクールで講師をしてみたり、色んな角度から、テーブルコーディネートを仕事にする経験を重ねつつ、紅茶の資格を取ったり、テーブルコーディネートに使える知識も増やしていきました。

専任スタッフから契約スタッフになり、一般企業での会社員にも復帰し、秘書の仕事をしつつ週末にテーブルコーディネートの仕事をする日々を数年続けました。会社員を辞めようと思った時は既に40代になっていて、これから先の人生にずっと続けたい仕事を考えた時、企業に所属するのではなく、自分にしかできないテーブルコーディネートの仕事をしようと決めました。

フリーランスになり、自分が伝えたいレッスンを作る

今までの知識と経験から、私にしかできないコーディネート、私だから教えられることは何だろう。
それをずっと考えて行きついたのが、おうちでできるコーディネート

派手さや豪華さを求めるコーディネートではなく、まずは自分の目の前の空間を心地よく楽しめるものにする。
自分ひとりのお茶時間を楽しめるようになり、その空間を準備する時間も選ぶ器やおうちも楽しめる時間や気持ちのゆとりができると、自分時間もおうち時間ももっと楽しめるようになります。

特別な時だけ頑張るのではなく、日々の暮らしの中で「いつもちょっと素敵」「ちょっといい感じ」を続ける方が、日常のクオリティが上がる気がするのです。そんなことありませんか?

多くの物を揃えなくてもコーディネートはできること、毎日の食卓に必要なものは何なのか。
いつもちょっと素敵、ちょっとオシャレにするためのコツを伝えようとレッスンを作っていきました。

販売やコラボレッスン、外部講師やイベントなど

HPやブログを見て企業様からお声がけいただくことも増え、コーディネート提案やレッスン、雑誌や新聞などにも掲載していただきました。
また、レッスンで使用したものを販売して欲しいというお声が多くなり、2017年から作家さんの器の販売を始め、2018年からは天然無垢のチーク材を使った器や小物を仕入れての販売も始めました。
現在は、教室やオンラインショップでの販売、イベントでの販売等も行っています。
(登録番号:T1810298830510)

プロフィール

中江利会子(なかえりえこ)
1969年8月生まれ

埼玉県川口市でおうち時間・自分時間がもっと楽しくなるテーブルコーディネート教室を主宰しています。

派手さや豪華さを求めるコーディネートではなく、まずは自分の目の前の空間を心地よく楽しめるものにする。そんな月1回の「自分」と「暮らし」が整う習い事として通っていただいてます。

経歴

1999年

テーブルコーディネートスクールで趣味コースから学び、プロ養成コースへと学びを深める。

2002年

インストラクターコース卒業・資格取得後、卒業したスクールのスタッフとして、スクール運営・レッスン講師、 各種イベントの企画・運営、ディスプレイ等、幅広い仕事を経験。その期間、個人ではカルチャースクールの講師も担当。

講師の仕事をしながらリプトンブルックボンドで紅茶を学び、資格取得後、紅茶を取り入れたレッスン等を行う。

2013年

フリーで活動を開始。テーブル・プランニング・シュエットを主宰。自由が丘とさいたま市浦和でテーブルコーディネートのワンディレッスンをスタート。

2014年~

埼玉県 川口市の自宅教室を中心に、テーブルコーディネートレッスンの他、外部講師をお呼びしてのコラボレッスンも多数開催。

現在は自宅教室をメインに、おうちで楽しめる、おうち時間・自分時間がもっと楽しくなるテーブルコーディネートレッスンをはじめ、企業様のレッスンや媒体でのテーブルコーディネートやスタイリング、お教室やサロンオーナー様のレッスンメニューのスタイリングや撮影、オンラインショップの運営など幅広く活動。

資格

  • テーブルコーディネーター
  • 食育アドバイザー
  • ティーコーディネーター
  • 登録番号:T1810298830510