食べるシチュエーションで、美味しさも変わる?

高価な食器がなくても大丈夫、カジュアルですぐまねできるコーディネートをご提案。
暮らしを愉しむテーブルコーディネーターの中江利会子です。

 

この苺、美味しい?

苺尽くしのスイーツプレートを食べていた友人が聞いてきた。

 

あっ、うん・・普通・・・。

って、答えてしまう。

苺尽くしのスイーツプレート

友人は山歩きが好きなので、大きな山だけでなく、里山も沢山歩く。

歩きながら、現地の取れたて苺を沢山食べてきたから、
オシャレなお店で、オシャレな苺尽くしも、なんだか特別ではないらしい。

 

農家の人の話を気きながら、取れたてをその場でガブリと頂く

彼女にとっては、その方がよっぽど美味しいらしい。

 

オシャレなお店で、オシャレに盛りつけられてるプレートを見ただけで、
わ~っと、気持ちが高ぶって、
友人の何倍も美味しく感じる人も、もちろん沢山いるのだけれど。

 

どんな環境で、どんな雰囲気で食べるか

 

それが、人によって変わるし、
同じものを頂いても全く違う感想になってしまう。

食べるシチュエーションって、とっても大事なのです。

 

今回は、苺がテーマだったので、彼女の気持ちが山へ向ってしまったけれど、
これが、テーマが違っていたら、
(例えば、スプリングパーティーとか、女子会とか、苺だけに特化してないものだったなら)
彼女の感想も違っていたのかもしれませんよね。

 

テーブルコーディネートは、何でもアリな感じですが、
コーディネートをする時には、テーマを決めて作ります。

そのテーマにテーブルを囲む皆が共感して、楽しんでくれることを願って♪

 

おべんとうレッスンや、フォトレッスンなどの、テーブルを作る時でもそうしてますよ!

是非、そんな試食タイムも楽しんでくださいね(^^)