美味しそうに見えなければ、美味しさを感じてもらうことは難しい!?

レッスンでは毎回、ティータイムにスイーツとお茶を出したり、
ミニランチを出す時もあるのですが、
なるべく、手作りにはこだわらないようにしています。
(作りたい!と思ったら、作りますが・・・)

作ることが負担になるなら(時間的にも)、
買ってきたものを美味しく食べてもらった方がずっといい。
そう思ってます。

 

こんにちは。
「食と暮らしを愉しむ教室」 テーブルコーディネーターの中江利会子です。

 

先日お出ししたミニランチも、ほぼ買ってきたもの。

ミニランチ

買ってくるのは、もちろん、美味しいものに限りますが、
後は、見た目で勝負です!

●パンはカットする。
●トマトのスープは、色がわかるように、耐熱のグラスに入れる。
●サラダ(コールスローとベビーリーフ)には、彩として、トマト、ラディッシュ、エビを付ける。

赤いお皿に盛り付けることを前提に、を考えます。
最後に、パンとグラスの下に、グリーンを足します。

たったこれだけですが、美味しそうに見えますよね?

 

スイーツも考え方は同じです。

スイーツ盛り付ける

小さなチーズケーキがメイン。
ちょっと淋しいので、彩として、苺とチョコのお菓子(コンビニスイーツ)を追加
あと、グリーンも少し

 

こちらも、白いお皿に美味しいケーキなのだけど、ちょっと淋しい

白いお皿に美味しいケーキ

そこで、可愛いお菓子(おいり)を周りにちりばめて彩をプラス。
グリーンも少し。

 

何か色味がたりなければ、追加してあげればいい。
それだけで美味しそうに見えるのです!

それにね、人の脳って不思議なもので、
美味しそうに見えなければ、美味しさを感じてもらうことが実は、難しいのです。
(たとえホントは美味しいものであっても)

見た目で感じる情報がとっても優先されるから。
(目からの情報8割です)

ちょっと盛り付けに気を付けて、頑張ってみることで、
何気ない日常が、ほんの少し特別になるかもしれませんよ。

レッスンでは、そんなこともお話してます。