私はフォーマルなコーディネートは作りませんが、カジュアルの度合いはいくらでも調整できます。
私のテーブルコーディネートを見て
「なんだか親しみやすいな」
「うちでもできそう!」
そう感じてくださる方がいましたら、
とっても嬉しいです!
実は私、
いわゆる「THE・フォーマル!」といった、
カチッとした伝統的なテーブルコーディネートは、あまり作らないんです。
もちろん、
フォーマルな場にはその場にふさわしい素晴らしいコーディネートがありますが、
私が大切にしたいのは、
普段の暮らしに寄り添う、心地よい食卓。
だから、自然とカジュアルなスタイルが多くなるんですね。

こんにちは。
埼玉県川口市(東川口)の「食と暮らしを愉しむ教室」
テーブルコーディネーターの中江利会子です。
私はカジュアルなテーブルを作りますが、
「カジュアル」と一言で言っても、
その幅はとっても広いんですよ。
「今日はちょっとリラックスしたいな」
という時のうんとくだけたカジュアルから、
「お客様をおもてなしするけれど、堅苦しくはしたくないな」
という時の、少しだけきちんと感のあるカジュアルまで。
カジュアルの度合いは、使うアイテムやその選び方で、いくらでも調整できるんです。

例えば、
皆さんもお好きな方が多い
「籠(かご)」を例に説明してみますね。
籠って、ナチュラルで温かみがあって、
食卓に置くだけでなんだかホッとするアイテムです。

こちらの写真↑のような、
ざっくりとした編み目の籠。
素材感もそのまま活かされていて、
どこか素朴な雰囲気がありますよね。
こういうタイプの籠を使うと、
ぐっとカジュアルで、気取らない、フレンドリーな印象になります。

いつものパンを朝食に出すときや、
お庭で採れたハーブを飾ったりするのにもぴったり!
まるでピクニックに来たような、
ウキウキした気分になりませんか?
では次に、こちらの籠はどうでしょう?

最初の籠と比べて、
こちらは編み目が細かく、キュッと詰まっている感じがしませんか?
少し艶のある素材だったり、
持ち手のデザインが凝っていたりする場合もあります。
同じ「籠」というアイテムでも、
こういうタイプを選ぶと、
カジュアルな中にも、
どこか洗練された、少しフォーマル寄りの雰囲気(きちんと感)
を出すことができるんです。
例えば、
手作りの焼き菓子をちょっとした手土産としてお渡しする時に使ったり、
お客様がいらっしゃる時のテーブルで、カトラリーをまとめておくのに使っり、
ポットや小物をまとめて置いてみたり。
カジュアルなんだけど、
どこか「ちゃんとしてる感」が生まれるんです。

同じ「籠」でも、
編み目の粗さや素材感、デザインで、こんなにも印象が変わるんです。
これは籠に限ったことではなくて、
お皿一枚、グラス一つ、カトラリー、テーブルクロス…
どんなアイテムにも言えること。
「難しそう…」なんて思わなくても大丈夫。
ちょっとした選び方のコツを知っているだけで、
いつもの食卓がぐっと素敵に、そして「あなたらしい」空間に変わっていきます。
どんな雰囲気の食卓にしたいかな?と想像しながらアイテムを選ぶのは、
とっても楽しい作業です。

「私も、そんな風にアイテムを選べるようになりたいな」
「カジュアルだけど、おしゃれに見せるコツって、もっとあるのかな?」
もし、
あなたがそんな風に感じてくださったなら、
ぜひ一度、講座を覗きに来てください♪
この講座では、
今回お話ししたような、アイテム選びのポイントや、
カジュアルな中にも様々な表情を生み出すための基本的な考え方を、
分かりやすくお伝えしています。
難しいルールではなく、
毎日の食卓ですぐに活かせる「楽しいヒント」がいっぱいです。
肩の力を抜いて、もっと自由に、もっと楽しく。
あなただけの心地よい食卓作りを、一緒に始めてみませんか?


